Black-in-the-box

"The Japanese Metal Rising"…日本で活動するメタル/ヘヴィ・ロック/プログレ・バンドの為のレーベル/マネジメント:
Black-listed Productions代表の業務日誌。Twitter:@BlacklistedProd
140214 (14)PROPHESIA / Eye Of The Storm
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    今回は新譜「Goddess Of Light」も好評なPROPHESIAの、現在製造中止扱いになっている1stアルバムです。

    そもそもPROPHESIAって結成当時は、東京で活躍するHR/HMバンドのメンバー達によるスーパー・プロジェクト的なニュアンスで語られてたと思うんです。

    弊社で本作1stをリリースする前は、様式美HR系を中心にリリースしていたレーベル:マンドレイク・ルートからシングルをリリース(確か、マンドレイク・ルートのコンテストで優勝して、CDリリース権を獲得したはず…)していました。リリースされた時、私もそのシングルを買いに、CDショップに走った(文字通り、ホントに走った/笑)記憶があります。当然AZRAELが弊社所属になる、だいぶ前の話です。

    その後、マンドレイク・ルートの倒産により、弊社に移籍となりました。契約の話を、サンクチュアリのある沼袋の喫茶店でしたのを覚えています(何で沼袋だったか?は忘れましたが…笑)。

    で、2年半位で初回プレス分を売り切って、現在は製造中止になっているのですが、これには裏話がありまして…。

    実は1stのアートワークは、バンド側が探してきて気に入った女神の画を、それを制作したイラストレイター(?)さんと契約して使用していたんですが、これがなんと「発売日から3年間で、アートワークの使用に関しての契約終了」という条項があった様で(!)、初回プレス分を売り切った際にそれが判明…バンドと話し合った上で、「アートワーク使用の契約を更新しない=追加プレスしない」ということになったのです。

    それ以来、ネット・オークション等でもプレミアの付く作品となってしまっているのですが…なんと、今年(2014年)の4月25日に、この後にリリースしてコチラも現在販売完了となっているシングル「La Prophecia」に収録の2曲(もう1曲は、新作2ndや、東日本大震災チャリティー・アルバム「Metal bless JAPAN/RISING SUN」に別ヴァージョンで収録の"La Prophecia")を追加収録+リマスターして、弊社から再発が決定しました!(←宣伝/笑)勿論(上記の経緯もあり)、新アートワーク仕様です…ご期待ください(もう、プレミア価格で中古とか買わないでね…)!

     
    【2014.02.14 Friday 01:50】 author : black-listed | リリース作品を振り返る | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    140207 (13)Mastermind / From Here To Eternity
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      うわ、また1週間空いてしまいました…今回は弊社にとっても縁の深いバンド、Mastermindの4thアルバムです。

      このアルバム、今でこそ話せますが「海外でのリリースを視野に入れて制作したアルバム」だったんです…2001年の12月に2nd「The Way I Go」でポニーキャニオン洋楽よりメジャー・デビューした際、翌年の1月末に、南仏・カンヌ(「カンヌ映画祭」のカンヌ)で毎年行われているMIDEM(ミデム)という国際音楽見本市(音楽業界関係者が一堂に会して、ビジネスをするコンベンション的なイヴェント)に持って行って、ヨーロッパを中心とした各国のメタル・レーベルに売り込んだんですが、その頃既にヨーロッパでのパワー・メタル系の勢いは落ち着いており、海外レーベルとの話をまとめる事は出来ませんでした。

      唯一、マネジメント業務を中心に活動していた米国のマネジメント会社と話がまとまって、2002年の夏〜秋頃にマネジメント契約をしたのですが、これもその後(2004年2月)に出た3rd「To The World Beyond」も含め、欧米でのリリースの契約が上手くまとまらず、数年で契約終了に…実は弊社がマネジメント業務をスタートさせたのも、「Mastermindの海外のマネジメントが決まったのに、国内の受け皿が無いのはマズイ」という理由からでした。

      閑話休題。3rdでイェンス・ヨハンソンをゲストに迎えても、海外リリースは難しかったという事実を踏まえ、4thの制作には海外でのマスタリングを前提にミックスをし、マスタリングは当時ANGRAのミックス等を手掛けていた売れっ子エンジニア:デニス・ワード(PINK CREAM 69)に依頼、またアートワークもWizards' Hymn「HYMNAL」でも仕事をした、欧州メロディック系のCDアートワークを多数手掛けているスウェーデンのデザイナー:カール・アンドレ・ベクストンに依頼、共に快諾を得ました。

      マスタリングは上がってきた時、結構感動しましたね…デニスとは、これを機会にKNIGHTS OF ROUNDの1st「Eternity」のマスタリングを頼むことになりました。アートワークはジャケの青が印刷の時に想定通りの色合いが上手く出なくて、色校正を何度も出して、プレス会社とも何度も打合せしながら補正したのを覚えています。アンドレ(個人的に何故か「カール」とは呼んだ事がない)とも、その後も幾つもの国内作品の制作を依頼することになり、遂には彼のアジアにおけるビジネス・エージェントの仕事もするようになり、今に至ります。

      また話がズレましたね…この作品は「Mastermindの海外戦略作品」と位置付けて、海外の一流クリエイターの力を借り、内容的にも「新曲8曲(1曲はオープニングSE的小曲)+既存曲のリレコーディング5曲(そのうちの1曲が、本作収録の”Nothing Lasts Forever”…元は1st収録の楽曲)」をレコーディングしました。どういう事かというと、国内向けのリリース(つまり本作)は「新曲8曲+既存曲のリレコーディング1曲」の9曲収録、海外契約が決まったら、海外リリースのヴァージョンは「新曲6−7曲+既存曲のリレコーディング5曲」という、「新作+ミニ・ベスト」的な別ヴァージョンでリリースするつもりだったのです。結局、紆余曲折あったものの、海外でのリリースは為らず、”Nothing Lasts Forever”以外のリレコ曲4曲(敢えて、どの曲かはここでは言及しません)はお蔵入りになったままです。残念ですが、この4曲を発表する予定は今のところ有りません。

      そういえば、結構最近になって、PS Vitaのゲーム・ソフト「地獄の軍団」の挿入歌に”Cold-hearted”が使われたのも記憶に新しいです。

      これまたどうでもいい話なのですが、実はこのアルバム、つい最近まで2007年リリースだと思ってましたが(汗)、2006年11月なんですね…なんでだろ? 2007年にツアー出てるからかな?
       
      【2014.02.07 Friday 06:26】 author : black-listed | リリース作品を振り返る | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      140131 (12)LONGINUS / Evil & Blood
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        続いては、最近ニュー・アルバム(2nd)をリリースした正当派メタル・バンドの記念すべき1stアルバムです。

        LONGINUSを初めてキチンと認識したのは、実はMastermindのVo:Norio氏の紹介…というかオススメされて。それ以前は、都内で活動していたのでバンド名は知っていたもののライヴを見たことはなく、そんな時に「大学のサークルの後輩で、なかなかいいバンドがいる」と言われて、かなり気になっていた状態で、札幌のMAVERICKが東京での主催イヴェント@目黒ライブステーション(Mastermindも出演)で、オープニングに出るバンドを探しているということで、Norio氏が彼らを推薦したらしく、彼らもそれを快諾してトップに出演した時、ようやく初めてライヴを観て、一発で気に入って、キャプテン和田氏の大阪のラジオ番組「Captain Rock」でデモを紹介したり(Wizards' Hymn「HYMNAL」の項、参照)していました。

        そのうち、正式な1stアルバムを作るということになり、元々親しくさせて貰っていたのに加え、当時バンドが組んでいた外部プロデューサー:Taihoo氏と偶然別件で仕事をご一緒していたという裏事情も有り、ウチでリリースさせていただくことになりました。

        プロデューサーを立てていたこともあり、レコーディングには私は一切タッチしていなく、マスターを受け取っただけなのですが、DTMの方法論が進んできた時期でもあり、所謂「宅録」(Ds以外)を駆使した作品で、個人的には「あー、宅録でもセンスがあればここまで出来るんだ…」(当時のレベルで)と思った記憶があります。プレスも工場の指定されたのも初めてでしたし…(笑)。

        このアルバム…BURRN!のレヴューで良い評価をいただいて、当時結構売れましたし、そういう背景を抜きにしても、今でも好きな曲がいっぱい詰まっています。あ、初期の隠れた名曲"Magic"が入ってないのだけ、少し残念かな…あと、このアルバムをリリースした後に、コンピ・アルバム「SAMURAI METAL Vol.3」に提供した"Black-listed”も入ってないんですよね(笑)。
         
        【2014.01.31 Friday 01:48】 author : black-listed | リリース作品を振り返る | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        140131 (11)BLASDEAD / GROUND FLARE
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          更新が久しぶりになってしまいましたが、今回はBLASDEADの2ndアルバムです。

          BLASDEADと言えば、既に四半世紀近い歴史を持つベテラン・バンドですが、1stをリリースしてから、この2ndをリリースするまでにかなりの時間が経ち、メンバーもG:安野氏とB:江成氏以外は替わっていますが、キャッチーなメロディーと剛直なリフを軸にしたパワー・メタルには些かの迷いもブレもありません。

          今ではバンドのビジネス面は、Dsの"やのっちぇ"こと矢野氏が仕切っていますが、当時はBの江成氏(その後、脱退)が仕切っていて、確かリリースすることが決まって、レコーディングのごく初期にスタジオに顔を出したんですが、その時はスタジオ作業そっちのけで、契約がどうとか、CDをどう売るか?とか、レコーディングの方法論とかの話を、江成氏とロビーでしてた記憶があります。

          で、その日のレコーディングが終了した後、Vo:横山氏の車で国分寺駅まで送って貰って、更に矢野氏と「スタ丼」を食べたんですよね…今でこそ、矢野氏(”やのっちぇ”と呼ばないと、なんか気持ち悪いね/笑)と一緒にRadio T.N.T.の運営とかやったりしてますが、色々と音楽の話をしたのは(ライヴの打ち上げとかを除けば)この時が初めてだったかもしれません。

          ライナーノーツは、キャプテン和田氏にご執筆いただきました。とある縁で、バンドとキャプテンは昔からお付き合いがあったので、ライナーのご執筆もご快諾をいただいて、当時始まったばかりだったポッドキャスト番組「キャプテン和田の劇的メタル」のゲストにもお招きいただきました。

          前述の通り、B:江成氏がその後脱退してしまったので、氏が作曲した、バンド初期の代表曲の1つ"KEEP HEAVY...STAY METAL"は、今ではライヴ等でやらなくなってしまいましたが、それを補って余りある素晴らしい楽曲が他にも多数在りますし、彼らのライヴは、それらを再現するパワフルなパフォーマンスとロックのエンタテインメントに満ち溢れています…現在はツインGの5人編成となったBLASDEADのライヴを是非、生で体感して欲しいです。
           
          【2014.01.31 Friday 01:27】 author : black-listed | リリース作品を振り返る | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          131218 (10)Wizards' Hymn / HYMNAL
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            さて、どんどん行きましょう! 今回はWizards' Hymnの1stアルバムです。

            Wizards' HymnのリーダーであったDsの今井氏とはそもそも、弊社リリース第5弾としてアルバムを出させていただいたAREA51のメンバーとして会話をするようになったんじゃないかと思います。まだ若い(当時、大学生)のに、正確でタイトかつパワフルなドラミング…タム(通常バスドラムの上に配置される、比較的小口径のドラム)のセッティングが地面に対して並行だというのも、「まるでF・バナリ(QUIET RIOT)みたいだな…!」と。F・バナリ大好きなんですよ…あのプレイ・スタイルが。

            偶然VoのKimikoさんも偶然知り合い(正確には「知り合いの知り合い」…的な)だったりで、バンドのライヴを見に行くようになり、アルバム・リリース前に配布していたデモCD-Rをいただいたり。

            デモCD-Rといえば…本作にも再録で収録されていますが、当時デモで無料配布されていた“The Call From The Unknown”という曲が個人的にかなりお気に入りで、(勿論、本作がリリースされる前どころか、契約すらしていない頃に)FM大阪でキャプテン和田氏がDJをされていた「Captain Rock」というメタル番組で、「国産メタルのミニ特集」をやるということで、氏に呼ばれて、和田氏との対談形式+ナント私の選曲で1時間喋らせて貰った時に、「今後要注目の新人バンド」ということで曲を紹介した2バンドのうちの1つがWizards' Hymnだったんです(余談ですが、もう1つはLONGINUS…曲は未だCD-Rにしか収録されていない、隠れた名曲“Magic”でした)。

            そんなこんなで「アルバム出すなら、是非ウチで!」とラヴ・コールを送った甲斐あって、正式に契約をすることになった訳です。

            アートワークは(今も日本・アジアのエージェントを弊社が務めている)スウェーデンのアートワーク・デザイナー:C.A.ベクストンです。今でこそよくある話ですが、彼らは当時からメール等で海外と密に繋がっており、海外のメタル・ファン達から圧倒的な支持を受けていました。そんなこともあり、アートワークはかなり「欧米の人が考える”オリエンタリズム”」を強く意識したモチーフとデザインとなりました。その甲斐あってか、英国のレーベル「Majestic Records」(HELLHOUND「鋼鉄のいけにえ」と同じレーベル…その後、倒産)と契約し、アルバムは欧米でもリリースされました。

            今思えば、彼らは「女性Voメロスピ」のハシリみたいなバンドで、稀有な存在だったと思います。その後、バンドはVoを替え、音楽性を変えた2ndアルバムをリリースしますが(後日、改めてご紹介します)、その後諸事情で空中分解してしまいます。今だに「勿体無い」と個人的に思うバンドです。

            【2013.12.19 Thursday 05:31】 author : black-listed | リリース作品を振り返る | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            131217 (9)VRAIN / EMERALD
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              推敲の遅れを取り戻すべく、調子に乗って本日2枚目…今回はVRAINのオフィシャルな1stとなるミニ・アルバムです。

              元々VRAINというバンド自体は以前から知っていましたし、現在に近いバンド体制でない(現Vo/KeyのHIRO嬢が、まだVoを執っていなくて、Key専任だった時代)からライヴも見ていたのですが、そもそもVRAINの作品をリリースすることになった経緯というのが、個人的には非常に思い出深い話でして…。

              2005年の年末、とある音楽系企業の忘年会(@新宿・歌舞伎町)で、リーダー/DsのMIYA氏と偶然(?)一緒になりまして…その時は大人数(確か3〜40人規模)で、単に鍋食って、酒飲んでただけだったんですが、その後有志で二次会行こうという話になり、MIYA氏の先導で僅か数人で近所の某所で飲んだんですが、その時に「現在アルバム制作してるんで、Black-listedでリリースしてくれ」と言われ、「出しましょう!」と。

              いや、酒の勢いとかではないですよ…(笑)。当時からライヴでは、収録曲の“No Place To Run”とか、“BELIEVER”とかを演奏していて(デモCD-Rとかも無料配布していた)、「良い曲だなぁ…」とは思っていたいましたし、バンドとしても、結構早い時期から自主企画のライヴ・イヴェント組んだり(実際、そのイヴェントでANCEINT MYTHをスカウトしたりも…)、頻繁にデモ配ったりと、積極的な攻めのプロモーションをしているのが魅力的にも見えたので、オファーは正しく「渡りに船」というか…。

              本作がリリースされて、BURRN!の藤木氏が、バンドやその音楽性を気に入ってくださり、誌面にインタヴュー等も掲載していただいて、一気にバンドのシーンでの認知度が高まりましたし、ライヴでも多くのファンの方に集まっていただけるようになりました。

              アートワーク等を見ると、当時からバンドとしての音楽的な方向性は定まっていたものの、まだ衣装等はバラバラなイメージでした…ま、今から考えれば、それが逆に「各メンバーのキャラクター分け」を明確にしていた、という面もあった様に思います。2006年当時で彼ら程「バンド・イメージをコンセプト化していたバンド」は、(V系等ではともかく)「メタルの世界」ではかなり少なかったですし、「後進のバンドにとってのお手本」になっていた部分は非常に大きいのではないでしょうか? 勿論「現役のバンド」ではありますが、今こそ再評価されるべきバンドなのかもしれません…。

              【2013.12.17 Tuesday 05:07】 author : black-listed | リリース作品を振り返る | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              131217 (8)HELLHOUND / 鋼鉄のいけにえ
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                いやはや、前回からすっかり間があいてしまいました。遅れた分、年末年始で取り返せるのでしょうか…?(滝汗)

                さて…今回は地獄の番犬:HELLHOUNDの記念すべき1stアルバムです。

                いつもの事ながら、HELLHOUNDというバンドがいつスタートしたか、詳しくは覚えてないのですが(バイオには2002年に前身バンド:SPEEDMEGANE結成、2003年にHELLHOUNDに改名とありますので、きっとそうなのでしょう…)、とりあえず唯一覚えているのは、2005年にマネジメント契約して、2006年に1stアルバムである本作をリリースするまで、私自身が「HELLHOUNDというバンドのライヴを一度も見た事が無かった」(笑)という事実です。ライヴも見てないのに契約(しかもマネジメント契約まで…笑)とか、どれだけインパクトが強力だったんだ?って話です(爆)。

                レコーディングは基本1発録りで、10曲のレコーディング+ミックス+マスタリングを丸4日間で終了(これ、ホント!)とか、歌詞内にMETALという単語が全部で126回出てくるので、ギネスに記録申請中(嘘!)とか、エピソードには事欠かない「愛すべきメタル馬鹿バンド」(褒め言葉)として、媒体等にも大ウケでしたね!

                そういえば、マスタリングもスタジオを紹介したは良いものの、その日は先に静岡出張が決まっていたもので立ち会えなかったんですが、途中でCrossfireからメールで、「音がこ綺麗過ぎる…エンジニアがメタルとは何ぞやを判ってない!」と文句が来てたし…(笑)。

                あ、あと忘れちゃいけないのが、2005年初夏にはリリース出来る予定だったのに、「2006年6月6日(666!)にリリースしたい」ということで、約1年間リリース・スケジュールをわざと遅らせたりとか…(笑)。

                ジャケも某2バンドによる2作品のジャケのパロディー(オマージュ)なのですが、アンプのスタックの写真はレコーディング・スタジオの入口前で撮影されたものだし、飛び散っている火花は、某花火大会で撮影された花火を合成したものだし…(笑)。曲の邦題もバカっぽいですよね…!

                リリース後の2006年秋には、某英国のレーベルから欧州リリースされたりと、正直ここまでバンドが話題になるとは思いませんでしたわ…馬鹿も本気でやれば認められる一例ですね。

                【2013.12.17 Tuesday 03:40】 author : black-listed | リリース作品を振り返る | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                131113 (7)ANCIENT MYTH / Antibes
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                  今回は、今や「女子Voインディー・メタルの筆頭格」と呼んでも差し支えないポジションに位置するバンドの1つであるANCEINT MYTHの、初のオフィシャル・リリースとなった1stアルバム(ミニ・アルバム)です。

                  現在はVo:Michal嬢を中心にバンドは活動している訳ですが、この作品を出した当時のメンバーは、今はもう誰もいませんし、ここに収録されている楽曲も、現在ではほぼ演奏されていません(一時期、極たまに"Crystal Sky"は演ったりもしていました)が、これもまた「初期Ancient Mythを映し出していた鏡」ということで…。

                  彼等のライヴを見たのは、2004年9月に渋谷ルイードK2で行われたVRAIN(この時は確か、現Vo:Hiro嬢の前任Voさんのラスト・ライヴだったような…違う?)の企画ライヴで見たのが初めてでした。でも、事前に当時のVo:Cap嬢(後の旭嬢)にチケットの予約で既に連絡取っていて、開場後〜開演前に物販コーナーで挨拶もしているはずなんですよ…今ちょっと調べたら、同年末の吉祥寺クレッシェンドのメタル・イヴェント「LOUD&PROUD」の年末スペシャルで、Mastermindと対バンすることになってたんで、挨拶がてらライヴ見に行ったんですね。ちなみに、その時の旧ブログには、ライヴの印象含め、こう書いてあります…(原文ママ)。

                  ・Ancient Myth
                  名前はよくクレッシェンドのスケジュールで見ていたものの、ライヴ自体は初見。女性メンバー2人(Vo+Key)を含むツインG編成の6人組。サウンド的には「シンフォニック様式美メタル」。有りがちに見えて、Keyが所謂「様式美キーボード」ではなく、あくまでも「シンフォニック・メタルのソレ」であるのは実は結構珍しいかも。しかも何気ない音飾の選び方がセンス良いのでチト感心。女性Voは元々ハイトーン使いではなさそうで、高いキーのパートで声を張るところはシンドそうだったが、ガナらずに歌わずに頑張って欲しい。3曲目に演った「Arrow of the angel」という曲が個人的にツボ。途中で「モルダウ」のフレーズが出てきた時には思わず悶絶!

                  そうそう…当時のバンドのキラー・チューンだった"Arrow of the Angel"という曲が個人的にムチャクチャ気に入ったのと、今でこそ珍しくもないですけど、この当時(2004年秋)には「女性Voのシンフォニックなメタル」って他にほぼ居なかったんです…なので、「面白い(個性的な)バンドだな…」と思って、その後バンドとミーティングをし、翌月=10月23日の吉祥寺クレッシェンドでのライヴでマネジメント所属の発表をしました。この日、実は「新潟県中越地震」が発生した日なんですよ…この日はライヴ立会いをハシゴして、クレッシェンドに行く前に新横浜でMastermindのライヴに立ち会っている途中で地震があって、酷くビックリしたのを覚えています。

                  その後、本作をレコーディングしたのですが、収録されている6曲(7曲の内、1曲はオープニングSE的なインストの為)の英詞の英語が色々と間違いだらけな上に、歌詞への英単語の載せ方もかなり酷く、事前にそれをチェック出来なかったせいで、実際にスタジオでのVoレコーディングに入ってから、現場(スタジオ)で直す、という作業をしました。そのせいでレコーディング時間の内、半分位はVo録りだったりしたんですよね…歌う直前に歌詞や歌メロが変わる訳ですから、バンド(特にVoの旭嬢)には申し訳ないことをしたな、と今は思います(汗)。この時以来、不安がある場合は出来る限り英語の歌詞は事前に提出させて、チェックするようになりました。

                  アルバム・リリース後は、プロモーションやライヴ(ツアー、という程ではなかったですけど…)三昧の日々を、バンド(と私)は送っていましたが、メンバーの元々の音楽的な出自や戦略等もあり、一時浦和ナルシス(言わずと知れた、V系のハコ)に頻繁に出演したりもしていました…今考えると、バンドの思惑が迷走していた時代だったのかもしれません。

                  2006〜7年頃には諸々の事情でリーダーでDsのMITTU君と、Keyの紗蝶嬢以外がバタバタと脱退する事態になってしまいました。Vo:旭嬢が脱退することになり、当時関西から東京に活動拠点を移していた、現VoのMichal嬢(ex.MANDYLION〜codename:Wingless)をバンドに紹介したのが、現在のANCIENT MYTHの云わば原点となっている訳です。ちなみにMichal嬢の事は、eleanorがクレッシェンドでライヴを行なった際に、Vo:Shiori嬢から紹介して貰ったのがキッカケでして、その後codename:Winglessのミニ・アルバム「scar/red」の弊社からのリリースに繋がり、そこから新体制のANCIENT MYTHへと流れていきます…その辺の話はまた別の機会に(笑)。

                  実はこの作品…現時点で在庫が残り100枚弱です。現メンバーが誰も居ない作品なので、多分(あくまでも多分)追加プレスはしないと思われます。ご興味のある方はお早めにどうぞ! あ、何故か"Arrow of the Angel"は収録されてないんですけどね…(苦笑)。

                  【2013.11.13 Wednesday 06:50】 author : black-listed | リリース作品を振り返る | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  131107 (6)FREAKSxx / CANNIBAL-CARNIBAL
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                    今回は東京のバンド:FREAKSxxの、2005年リリースの1stアルバムにして、正式リリースとしては最新作となる作品です。

                    彼らとの最初の出会いはあまりにも古い話で思い出せませんが、前身バンド:Lepaca Kliffothの音楽性が好きだったのもあり(FREAKSxxよりは正統派パワー・メタル寄りのサウンドでしたが…)、普通にライヴを見に行っていたのが最初だったと思います。バンド的には、弊社の第4弾リリースだったRocketQueenのメンバーと彼らが仲良かったので、「RocketQueenのアルバム出すレーベルから出したい/出せばいいんじゃないか」という意識も有ったのではないかと…。レコーディング・スタジオ:Yellowknife Studioに行った帰り道に契約の話をした記憶が有るので、RocketQueenのコーラス録り(FREAKSxxのVo:milk-y嬢とDs:越智君が参加している)の時か、それこそこのアルバムのレコーディングに表敬訪問した時だったはずです。

                    何で「このアルバムをリリースしたい!」と思ったかというと、M-6に収録されている"MAYFLY"という曲…これに尽きます!(いや、他の曲がダメという意味ではないですよ…誤解無き様!) リリースの話をバンドとする時に、以前見たライヴで、この曲がムチャクチャ印象に残っていて(その時にデモCD-Rも貰いました)、「アルバムに"MAYFLY"が入っているなら、是非ウチでリリースしたい!」と即答した記憶が有ります。この曲…機会が有ったら是非聴いてみていただきたいです。

                    彼らの音楽性は、CDの帯のジャンル表記欄に書かれている「オルタナティブ・ジャンク・スラッシュ」という言葉に尽きます。スラッシュやメロデスをベースにしつつもカテゴライズし難い、ナンでも有りでゴチャ混ぜ感の強いメタル…しかも女性Voなのにデス声+スクリームとか! 2001年にはARCH ENEMYにアンジェラが加入していたとは云え…少なくとも当時の日本にはまだほとんどいなかったと思います(FREAKSxxの結成は2003年ですが、それ以前からmilk-y嬢は参加していたバンド:DEISTでバリバリ活動していましたし)。

                    このアルバム、実は制作進行で苦労話があるんです…アートワークのデザインや校正のやりとりをVoのmilk-y嬢としていたんですが、確かPDFだかJPEGだかでやりとりをしていたせいもあって、最後まで画像等の解像度が低過ぎることに気付かず、印刷入稿の直前に完成版のアートワークのデータを貰って、NGなのに初めて気付き、RocketQueenのアートワーク・デザインをやっていただいたMARI嬢に急遽リ・レイアウトをお願いして、たった2晩で完成させたという…今となっては笑い話ですが、その時は肝を冷やしました。その節はありがとうございました!>MARI嬢

                    ちなみにタイトルの中の「CARNIBAL」は、本来の綴りは「CARNI"V"AL」なのですが、タイトルのロゴが上下左右対称っぽくしたかったので、メンバーと相談して、ここでは敢えて「CARNI"B"AL」にしています。間違えではないので、クレームは無しでお願いします(笑)。

                    バンドはメンバーを追加+交代しつつ、ライヴは少ないながら、現在もまったりと活動をしています。2ndアルバムのレコーディングもしているらしいんですけどね…その辺教えてよ、越智君!(笑)

                    【2013.11.07 Thursday 23:10】 author : black-listed | リリース作品を振り返る | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    131103 (5)AREA51 / Ankh
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                      今回は、女性Voのネオクラシカル・メロディック・メタル・バンド、AREA51の1stアルバムです。

                      契約をする前から勿論、AREA51というバンドは知っていましたし、ライヴも何度か見たことは有りましたが、契約の直接のキッカケとなったのは、「AREA51がアルバム作ってるんですが、興味有ります?」という、当時副代表であった安森君(通称:ヤンメン君)の紹介でした。そもそも音楽性は気に入っていたので、「ある! やる!」と、ほぼ即決だったのを覚えています。

                      彼らは(今振り返ってみると)今の「女性Voメタルのブーム」を先取りした様な存在だったと思うのです…勿論それ以前にも、女性Voのバンドやガールズ(レディース)のバンドはありましたし、弊社でもNOVA-ERAやALHAMBRAといった女性Voのバンドはリリースしていましたが、彼らとは明確に何かが違ったような気がします…悪い意味ではなく、「女性Voである事を明確なセールス・ポイントにしていた」という点において。リーダーの石野氏(G)は、その辺を達観した上でバンドを運営している印象を受けました。

                      このアルバムのアートワーク、「メタル・アルバム」としては、今見てもかなり斬新だと思います。白いジャケにVo:Kate嬢の姿…初めてアートワーク見た時、インパクト受けましたし…。

                      本作は某専門誌では62点という決して高くない評価でしたし、当時からライヴの本数は多くなかったので、露出の機会は少なかったですが、CD自体はかなり売れました…この作品が販売実績を上げたことによって、私自身は「Black-listed Recordsというレーベルで国内のインディー・アーティストの作品をリリースしていく事」に自信を持ちましたし、他者/社の評価を気にせずに、自分が良いと思った作品をリリースしていくことへの自信にもなりました。

                      サウンドは今聴くと、一般的には「(メタルとしては)軽い」と感じられるのだと思いますが、楽曲には光るモノが有ります。現在は製造中止になっていますが、どこかで聴く機会がありましたら、"Extend Wings"や"Sky Above Clouds"辺りは是非聴いてみていただきたいです。

                      バンドはVo+G以外のメンバーを替えつつも、2010年に3rdアルバムをリリース、2012年春にライヴも数本行なっていますが、現在は表舞台から消えています。今こそ「オリジネイター」として、表立った活動を望むバンドの1つでもあります。

                      【2013.11.03 Sunday 06:58】 author : black-listed | リリース作品を振り返る | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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